転職エージェントの面談は、転職を決める前でも受けられます。平日夜・土日・オンラインなど、在職中でも相談しやすい方法があります。
ただし、即日面談や日曜・祝日の対応状況はサービスや予約枠によって異なるため、「いつ相談を始めるか」と「実際に予約できる日時」は分けて考えることが大切です。
こんにちは!転職アドバイザーの夏目結衣です。毎日遅くまでの残業や、しんどい人間関係…本当にお疲れ様です。私もかつて「このままでいいのかな」と悩みながら、限界まで無理をして働いていた時期があるので、そのモヤモヤ痛いほどわかります。このブログでは、キレイごと抜きのリアルな葛藤や、エージェント業界のぶっちゃけ話も交えながら、あなたが自分らしい働き方を見つけるためのヒントを親身にお届けしますね!
「転職エージェントの面談はいつ受ければいい?」「まだ転職すると決めていないのに登録するのは早い?」「平日は仕事だから、夜か土日しか時間を取れない」と悩んでいる方は多いと思います。
先に大事なところをお伝えすると、退職を決めてから面談する必要はありません。
JAC Recruitmentは、まだ転職を決めていない段階でも面談でき、情報収集や市場での評価、選択肢を把握する目的でも利用できると案内しています。
さらに、転職時期が決まっている場合の一つの目安として、希望時期の3~6カ月前から相談することを挙げています。
一方、リクルートエージェントは平日の夜だけでなく、土日祝の面談も受け付けていると案内しています。
つまり、在職中だからといって、平日日中に無理やり休みを取らなければ転職エージェントへ相談できないわけではありません。
この記事では、2026年9月12日時点で確認できる各社の公開情報をもとに、転職エージェントの面談はいつするのがよいのか、平日夜・土日・即日・オンラインをどう使い分ければよいのかまで、初めて転職する方にも分かるように整理します。
転職エージェントの面談はいつする?迷い始めた段階で相談していい

転職エージェントの面談をするタイミングは、「転職すると決めた日」ではなく、「今後の働き方を一人で判断するのが難しくなったとき」と考えると分かりやすいです。
「会社を辞める覚悟ができていないから、まだ早い」と思う必要はありません。
JAC Recruitmentは公式情報で、転職を決めていない段階でも面談できると説明しています。
市場で自分がどう評価されるのか、どのような選択肢があるのかを知り、希望条件の優先順位を整理するために利用することもできます。
リクルートエージェントも、転職意思が固まっていなくても相談でき、中長期のキャリアを視野に入れて話すことができると説明しています。
場合によっては、相談した結果として「今すぐ転職せず、現在の会社でもう少し経験を積む」という方向になることもあるとしています。
ここは、初めて転職する方にぜひ知っておいてほしいポイントです。
転職エージェントへの相談は、「転職することを約束する場」ではありません。
求人を見た結果、「思っていたより今の会社の条件は悪くない」と感じるかもしれません。
反対に、「同じ経験でも、別の業界ならこういう働き方ができるのか」と初めて気づくこともあります。
私自身、最初に転職を考えたときは、「まだ辞めると決めていないのに相談したら迷惑では?」と感じていました。
でも、仕事がつらいときほど、会社の中だけを見て判断してしまうんですよね。
上司との関係が悪ければ「どこへ行っても同じなのかな」と思ったり、残業が当たり前の会社に長くいると「社会人ならこれくらい我慢するものなのかな」と考えたりします。
そんなときに、外の求人や転職市場の条件を知ることには大きな意味があります。
面談を検討してよいのは、たとえば次のようなタイミングです。
- 今の会社に残るべきか迷い始めた
- 残業や休日出勤が増え、この働き方を続けるのがつらい
- 職場の人間関係に疲れている
- 自分の経験が他社でどの程度評価されるのか知りたい
- 年収を維持しながら働き方を変えられるか確かめたい
- 転職するとしたら、いつから動けばよいか知りたい
- 希望職種や業界がまだ決まっていない
- 職務経歴書に何を書けばよいのか分からない
「転職したい」と明確に決断している必要はありません。
むしろ、転職するか残るかを比較するために面談を使うという考え方でもいいんです。
希望入社時期が決まっているなら3~6カ月前が一つの目安
すでに「○月ごろまでには転職したい」と考えている場合は、少し早めに相談したほうが予定を組みやすくなります。
JAC Recruitmentは、転職する意思が決まっている場合について、転職希望日の3~6カ月前を相談時期の一つの目安として挙げています。
もちろん、3カ月を切ったら転職できないという意味ではありません。
求人を選び、応募書類を準備し、書類選考を経て企業面接を受け、内定後に退職日や引き継ぎを調整するところまで考えると、余裕を持って動ける期間があるほど選択肢を比較しやすいということです。
たとえば「12月に入社したい」と考えているなら、9月ごろから情報収集や面談を始めておけば、応募先を慌てて決めずに済みます。
一方で、「来月には環境を変えたい」という場合でも、相談する価値はあります。
大切なのは、「理想の開始時期を過ぎたからもう無理」と諦めることではなく、今から可能なスケジュールを担当者と整理することです。
私は、「面談=転職活動のスタート」ではなく、「転職するかどうかも含めて作戦を決める時間」だと考えています。
この捉え方なら、「まだ転職するか分からない」という状態でも相談しやすくなるはずです。
転職エージェントの面談は平日だけ?夜・土日・オンラインの対応状況
在職中の方にとって、一番現実的な問題は「いつ面談するか」より、「仕事を休まず参加できるのか」ではないでしょうか。
結論としては、平日の夜や土日に対応している転職エージェントがあります。
ただし、すべての転職エージェントが同じ曜日・時間帯で営業しているわけではありません。
2026年9月12日時点で確認できる公式情報の例を整理すると、次のようになります。
サービス・公式案内 公開されている面談情報 注意点
JAC Recruitment 初回面談は60~90分程度が目安 遅い時間・土日の対応可否は個別確認が必要
リクルートエージェント 土日祝、平日夜の面談も受け付け 希望日時や予約状況による
マイナビITエージェント 夜間や土曜日の相談も受け付け IT・Web分野向けサービスの案内
マイナビ転職 税理士の一部相談会 平日夜・土曜、Web・電話に対応 開催枠によって日曜・祝日休みの場合あり
リクルートエージェントは公式サイトで、平日の夜や土日に面談を調整していることに加え、土日祝も面談を受け付けていると案内しています。
また、マイナビITエージェントも、働きながら転職活動をする人向けに、夜間や土曜日の相談を受け付けているとしています。
ここで注意してほしいのが、「土日対応」と「毎週土日の好きな時間に予約できる」は同じではないという点です。
たとえば、マイナビ転職 税理士が公開している東京都向け個別転職相談会の案内には、平日11時~20時開始、土曜は隔週で10時~17時開始、日曜・祝日は定休と明記されたものがあります。
つまり、同じ運営会社でも、サービスの対象職種や相談会、担当者によって面談枠は変わり得ます。
「ネットで土日OKと読んだから、日曜日の20時でも大丈夫だろう」と決めつけず、自分が利用するサービスの予約画面や担当者からの案内を確認するのが確実です。
平日夜の面談は退勤時間ギリギリを避ける
平日夜を選ぶ場合も、開始時刻はかなり重要です。
18時定時だからといって、18時10分開始の面談を入れるのは少し危険です。
「今日は絶対に定時で帰ろう」と思った日に限って、上司から仕事を頼まれたり、会議が長引いたりすることってありますよね。
普段18時ごろ退勤できるなら、移動や食事、気持ちを切り替える時間まで考え、19時30分以降など余裕のある枠を相談したほうが落ち着いて話せます。
特に初回面談では、職歴だけでなく転職理由や今後の希望を深く聞かれることがあります。
仕事の直後で頭が切り替わっていない状態より、10~30分でも余白を作ったほうが、自分の考えを言葉にしやすくなります。
転職エージェントの面談時間は30~90分程度と幅がある
面談時間についても、サービスごとの差があります。
JAC Recruitmentは初回面談を60~90分程度の目安としています。
一方、リクルートエージェントの2026年8月12日更新の記事では、一般的な面談時間として30分~1時間程度を目安としています。
この違いからも分かるように、「転職エージェントの面談は必ず1時間」と一律には言えません。
そのため、仕事の昼休み30分だけで初回面談を終わらせようとするより、最初は少し余裕を持って時間を確保するのがおすすめです。
リクルートエージェントの電話面談に関する案内では、まとまった時間を取りにくい場合に、転職理由、キャリアプラン、求人紹介などを複数回に分けて相談できないか確認する方法も紹介されています。
忙しいから相談できない、と最初から諦める必要はありません。
「平日夜なら45分程度」「土曜日なら長めに取れる」といった事情があるなら、日程調整時に伝えてみましょう。
転職エージェントの即日面談はできる?登録当日に相談したい場合
「もう仕事がしんどい。できれば今日、誰かに相談したい」
そんな状態でこの記事を読んでいる方もいるかもしれません。
結論として、登録当日の面談ができる場合はあっても、即日対応がすべての転職エージェントで保証されているわけではありません。
ここは「すぐ登録できる」と「すぐ面談できる」を混同しないことが大切です。
転職エージェントでは通常、申し込み後に登録情報を確認し、担当者やシステムから面談日時の案内が行われます。
その日の予約枠が空いていれば早く相談できる可能性がありますが、担当者の予定、希望職種、地域、申し込んだ時間帯などによっては翌日以降になることもあります。
そのため、急いでいるなら日程調整の段階で、「可能であれば本日中を希望しています。難しい場合は最短で空いている日時をお願いします」と具体的に伝えるのが分かりやすいです。
午前中に申し込む場合と夜遅くに申し込む場合では、同じ「当日希望」でも現実的な選択肢は変わります。
即日面談を希望するときほど、当日のみ指定するのではなく、「今日が難しければ明日の夜」「最短日であればオンライン可」など代替案も伝えておくと調整しやすくなります。
即日面談できるかどうかだけでエージェントを選ばない
私は「即日で面談できるエージェント=良いエージェント」とは考えていません。
転職活動で本当に大切なのは、数時間早く面談することではなく、その後に自分に合う求人を見極め、選考を継続できることだからです。
仕事が限界に近づくと、「今日登録して、今日面談して、今週中には全部決めたい」という気持ちになることがあります。
私自身、仕事量と人間関係の両方が重なったときは、とにかく早く環境を変えることばかり考えていました。
でも、面談を早く受けられても、応募書類の作成、求人比較、書類選考、企業面接、条件確認、退職手続きは別にあります。
だからこそ、面談の予約は早めにしても、応募先を決める判断まで焦る必要はありません。
「今日話せたから今日応募しなければいけない」ということでもありません。
求人票を見て少しでも違和感があれば、その場で確認したり、一度持ち帰って考えたりして大丈夫です。
面談まで1~3日空いたら「不満」を「条件」に変える
面談まで1~3日空いたなら、その時間を準備に使えます。
職歴を時系列で簡単に書き出し、「辞めたい理由」「次の会社では変えたいこと」「できれば維持したい条件」の3つだけでもメモしておくと、初回面談の密度がかなり変わります。
「何をしたいのか自分でも分からない」という場合は、それをそのまま伝えて大丈夫です。
ただし、「何が嫌だったか」だけは書き出してみてください。
たとえば「人間関係が嫌」という悩みでも、よく考えると内容はかなり違います。
- 上司から毎日細かく管理されるのがつらい
- 質問できる人がいない
- 一部の人ばかりに仕事を押し付けられる
- 評価基準が分からない
- 職場の雰囲気が閉鎖的で相談しにくい
同じ「人間関係」という言葉でも、原因によって次に選ぶべき会社はまったく違います。
細かい管理が苦手なら裁量の大きさが重要ですし、質問できないことがつらかったなら教育体制やチーム構成を確認したほうがよいでしょう。
評価の不透明さが原因なら、人事評価制度や目標設定の方法が重要になります。
即日で答えを出すことより、面談を使って不満を条件へ翻訳する。
これが、急いで転職したいときほど意識してほしいポイントです。
転職エージェントの面談予約はどうする?登録から当日までの流れ
転職エージェントの初回面談は、基本的に登録→日程調整→事前準備→面談という順番で進みます。
初めてだと少し身構えてしまいますが、企業の採用面接とは目的が違います。
一般的な流れは次の通りです。
- 転職エージェントへ申し込む
- 職歴や希望条件など必要事項を入力する
- メール・電話・予約画面などで面談日を決める
- 対面・電話・オンラインなど面談方法を確認する
- 可能なら履歴書・職務経歴書を共有する
- 転職理由や希望条件を簡単に整理する
- オンラインなら通信環境やマイクを確認する
- 当日は少し早めに準備しておく
面談日時は候補を2~3個出すと決まりやすい
日程を調整するときは、候補を2~3個用意しておくと進みやすくなります。
たとえば、次のような伝え方です。
- 第1希望:火曜日19時30分以降
- 第2希望:木曜日20時以降
- 第3希望:土曜日10~13時
「いつでも大丈夫です」と伝えるより、自分が参加できる時間を具体的に示したほうが、仕事とのバッティングを防ぎやすくなります。
候補日時には、実際の退勤時間だけではなく、残業の可能性や移動時間も入れて考えましょう。
会社を18時に出られる予定でも、自宅へ戻るのに1時間かかるなら、オンライン面談を18時30分に設定するのは現実的ではありません。
「火曜・木曜は19時30分以降、土曜日は午前中」といったように幅を持たせておくと、担当者側も調整しやすくなります。
職務経歴書が未完成でも面談を先延ばしにしなくていい
職務経歴書が完成していないからといって、面談予約そのものを先延ばしにする必要はありません。
JAC Recruitmentの公式案内でも、面談では経歴共有だけでなく、転職理由、希望条件、今後の方向性などを整理するとされています。
つまり、全部整理できた人だけが面談を受けるわけではないんですね。
「職務経歴書が60%くらいしかできていない」
「転職理由をどう説明すればいいか分からない」
「営業を続けるか、別職種を目指すか迷っている」
こうした状態も、そのまま相談材料になります。
むしろ何もかも自分だけで完成させようとすると、仕事が忙しい人ほどスタートできなくなります。
私がおすすめしているのは、予約を先に取って、その日までにできるところまで準備する方法です。
締め切りがないと「今週も忙しかったから来週でいいか」となりやすいですが、面談日が決まると、職歴を少しまとめたり、求人を見たりするきっかけになります。
初回面談前に最低限整理しておきたいこと
完璧な準備は必要ありませんが、次の4点だけでも考えておくと話が進みやすくなります。
- これまで担当してきた主な仕事
- 今の職場で変えたいこと
- 次の会社でも維持したい条件
- 転職時期のイメージ
たとえば「残業を減らしたい」だけでなく、「月20時間以内なら許容できる」「繁忙期だけなら多少増えても構わない」と具体化できると、担当者も求人を探しやすくなります。
年収についても、「絶対に500万円以上」と考えているのか、「働き方が改善するなら多少下がってもいい」のかで紹介される求人は変わります。
この条件整理は、自分を縛るためではありません。
面談の中で「思っていたより優先順位が違った」と気づいたら、あとから変えて大丈夫です。
オンライン面談は場所と通信環境を確認する
オンライン面談を選ぶ場合は、場所にも注意してください。
自宅など、周囲に会話を聞かれにくい環境が理想です。
会社名、年収、仕事内容、上司との関係、転職理由など、普段は人前で話しにくい内容まで扱う可能性があります。
勤務先の会議室や、人の多いカフェでは、本音を話せなくなることがあります。
さらに、転職活動をしていることを現在の勤務先に知られたくない場合、社内の会議室や会社支給端末から参加することは避けたほうが無難です。
スマートフォンから参加する場合は、充電、イヤホン、通信環境を確認し、履歴書や職務経歴書を別端末や紙で見られるようにしておくとスムーズです。
オンラインだから気軽、というメリットはあります。
でも、気軽に参加できることと、雑に準備してよいことは別です。
自分のこれからを考える時間なので、できれば面談前後を含めて少し余白を確保しておきましょう。

面談は平日夜・土日・即日のどれを選ぶ?「緊急度×余裕」で考える

ここで、単に「どの曜日が空いているか」だけではなく、もう一つ違う角度から考えてみましょう。
私は、転職エージェントの面談日時は「転職の緊急度」と「その日に確保できる心の余裕」の2軸で決めると失敗しにくいと考えています。
たとえば、今の仕事がかなりつらく、早く情報を集めたい人は、まず最短の日程を問い合わせる価値があります。
一方、「なんとなく転職が気になる」という段階なら、今日中の面談にこだわらず、土曜日など落ち着いて話せる時間を確保したほうが、自分の希望を整理しやすいでしょう。
目安としては、次のように考えられます。
- 急いでいて、平日夜に時間を確保できる人:最短の夜間枠を相談する
- 急いでいるものの、残業時間が読めない人:無理に平日へ詰め込まず直近の休日を相談する
- 情報収集が目的で、転職時期も未定の人:60~90分程度を落ち着いて確保できる日を選ぶ
- 平日夜も休日も仕事が入りやすい人:電話・オンラインの利用や面談時間の相談をする
この考え方で重要なのは、「最速」と「最適」は違うということです。
たとえば月曜日の18時30分に面談できるとしても、毎週月曜日は残業が多く、直前まで仕事に追われるなら、本当に良い時間とは言えません。
反対に土曜日の午前中なら、睡眠を取ったうえで落ち着いて話せるかもしれません。
疲れている時間帯ほど転職条件を広げすぎやすい
転職エージェントとの初回面談では、「何を辞めたいか」だけでなく、「次にどう働きたいか」まで考えることになります。
疲れ切っている時間帯では、つい「今より残業が少なければ何でもいい」「今の会社以外ならどこでもいい」と条件を広げすぎてしまうこともあります。
でも、転職後に「確かに残業は減ったけれど、年収が想像以上に下がった」「人間関係を避けることだけ考えて、仕事内容を十分確認しなかった」となってしまえば、本来の目的からずれてしまいます。
だから私は、急ぎたい人ほど、予約は早く、意思決定は少し丁寧にというバランスをおすすめしています。
相談を早く始めることと、その場ですぐ応募先を決めることは別です。
「求人を見せてもらったうえで一晩考える」「似た求人と比較してから決める」という使い方をして構いません。
面談終了後の10~20分を空けておく
そしてもう一つ、面談終了後に10~20分程度の「振り返り時間」を確保してみてください。
面談をすると、「実は年収より休日が重要だった」「転職したいのではなく、今の職場で異動できれば解決するかもしれない」「同じ職種でも業界を変える選択肢があると初めて知った」など、話す前には見えていなかったことに気づく場合があります。
終了と同時に次の予定へ走ってしまうと、その気づきを忘れてしまいがちです。
面談後に、次の3点だけメモしておくと、その後の求人選びがかなり楽になります。
- 譲れない条件
- 妥協できる条件
- 次に確認すること
たとえば、「年収は維持したいと思っていたけれど、年間休日が増えるなら多少の減額は許容できる」と分かったなら、それは大きな収穫です。
逆に「仕事内容は変えてもいいと思っていたけれど、これまで身につけた専門性は捨てたくない」と気づく場合もあります。
これは、面談を単発の相談で終わらせず、次の行動へつなげるための小さな工夫です。
転職エージェントの面談日時で本当に大切なことは?転職アドバイザーとしての考察
ここからは、各社が公開している面談情報と、私自身の転職経験を踏まえた考察です。
筆者としては、転職エージェントの面談で最も重要なのは「最短で予約できたか」ではなく、「その後も続けられる転職活動の時間を作れたか」だと考えています。
なぜなら、初回面談はゴールではないからです。
その後には求人確認、応募書類の修正、応募、企業面接、条件確認、内定後の退職調整があります。
初回面談だけ土曜日に入れられても、企業の選考がすべて土日に行われるとは限りません。
リクルートエージェントも、応募先企業の選考について、状況によって土日や勤務時間外の面接を設定してもらえる可能性はあるものの、転職エージェントへ相談するよう案内しています。
つまり、転職エージェントの面談を予約するときから、「その後の企業面接へどのように時間を作るか」まで少し考えておくことが大切です。
たとえば、次のような時間割です。
- 平日夜なら週1回程度動ける
- オンラインの一次面接なら仕事後でも参加できそう
- 最終面接なら半休を取る
- 土曜日は書類作成や求人確認に使う
このように、転職活動全体の時間割を作っておくと、初回面談のあとに止まりにくくなります。
「面談できる時間」ではなく「転職活動を継続できる時間」を探す
ここは、面談日時だけを検索していると見落としやすいポイントだと思います。
転職活動を途中で止めてしまう理由は、必ずしも「良い求人がなかったから」だけではありません。
仕事が忙しくなり、職務経歴書を更新できない。
面接候補日の返信を後回しにする。
平日の予定を空けられず、応募をためらう。
そして何週間か経ち、「また余裕ができたらやろう」と止まってしまう。
こうしたことは珍しくありません。
私自身も転職活動中、一度予定が崩れると「もう全部面倒だな」と感じてしまう時期がありました。
でも振り返ると、必要だったのは予定を一度も崩さないことではありませんでした。
崩れた予定を、もう一度組み直せる仕組みでした。
だから、たとえば毎週水曜日の夜を「転職活動の日」にすると決める。
面談がなければ求人を見る。
求人を見る必要がなければ職務経歴書を直す。
企業面接が入ればその時間に使う。
そうやって転職活動のための時間を先に確保すると、仕事が忙しくても完全に止まりにくくなります。
オンライン面談は「継続しやすさ」という意味でも便利
オンライン面談も、そのための有効な選択肢です。
対面なら移動を含めて数時間必要になることがありますが、電話やオンラインなら移動時間を減らせます。
リクルートエージェントの案内でも、現在は多くの転職エージェントで電話やオンライン面談が利用されており、オフィスへ行く時間を取りにくい人に便利だと説明されています。
特に在職中は、片道30分~1時間の移動時間が減るだけでも、転職活動の負担は変わります。
平日夜にオンラインで面談し、土曜日に求人を比較するというように、活動を分散させることもできます。
ただし、便利だからといって「会社の休憩室から参加すればいい」と考えるのはおすすめしません。
転職理由や給与、職場への不満など、周囲には聞かれたくない情報を話す可能性があるからです。
在職中であれば、転職活動に使うメールアドレスや端末も、できるだけ個人のものを使うほうが安心です。
面談を変更しただけで転職活動までやめない
面談の予約をした後で残業や体調不良などが発生し、予定を変更しなければならないこともあると思います。
そのときに、「一度変更したから印象が悪くなったかも」と落ち込んで、転職活動そのものをやめないでください。
無断キャンセルを避け、分かった段階で連絡して再調整すればよいのです。
仕事をしながら転職活動をしていれば、急な会議、顧客対応、家族の予定などでスケジュールが変わることはあります。
大切なのは、変更が必要になった時点で連絡し、新しい候補日時を伝えることです。
転職活動は、完璧なスケジュールを守れる人だけができるものではありません。
仕事をしながらなら、予定が変わるのはむしろ自然です。
「いつ面談するか」の答えは、落ち着いて話せる一番近い日
だから、「転職エージェントの面談はいつするのが正解?」と聞かれたら、私はこう答えます。
転職するか迷い始めた時点で、落ち着いて話せる一番近い日を予約する。
平日の昼が難しければ、平日夜を相談する。
残業が読めなければ土日を確認する。
移動時間が負担なら電話やオンラインを選ぶ。
急いでいるなら、「本日または最短希望」と伝える。
そして、その1回だけではなく、翌週以降も転職活動へ使える時間を少しずつ確保していく。
これが、働きながら転職を進めるうえで現実的な方法だと私は考えています。
面談日時を決めるとき、多くの人は「一番早く空いている日時」だけを見ます。
でも実際には、その面談で冷静に話せるか、その後も転職活動を継続できるかまで考えたほうが、転職エージェントを有効に使いやすくなります。
早さだけでなく「継続できる日程」を選ぶことが、働きながら転職する人にとって意外と重要なポイントなんです。
まとめ|転職エージェントの面談は転職を迷い始めた時点で予約していい
転職エージェントの面談は、転職を決断してから受ける必要はありません。
JAC Recruitmentやリクルートエージェントの公式情報でも、意思が固まる前の相談が可能であることが確認できます。
すでに希望する転職時期が決まっている場合は、JAC Recruitmentが目安として挙げる3~6カ月前から相談しておくと、求人比較や応募準備、企業面接、退職調整まで余裕を持ちやすくなります。
また、リクルートエージェントのように平日夜・土日祝の面談を受け付けているサービスや、マイナビITエージェントのように夜間・土曜の相談に対応するサービスもあります。
ただし、曜日、時間、オンライン対応、即日対応の可否は、サービスや担当者、予約状況によって異なります。
「土日対応」「夜間対応」という言葉だけで判断せず、実際に自分が利用するサービスの最新予約枠を確認することが大切です。
即日面談を希望する場合も、「今日対応できなければ意味がない」と考える必要はありません。
「本日中が難しければ最短の日程を希望します」と伝え、面談までに自分の職歴や不満、次の職場で変えたい条件を少し整理しておけば、その時間も無駄にはなりません。
そして面談日は、単に一番早い日時ではなく、「落ち着いて本音を話せるか」「その後の転職活動も続けられるか」で選んでみてください。
面談は、会社を辞めることを決める場ではありません。
「転職する」「今の会社に残る」「少し準備してから動く」という選択肢を含め、自分の働き方を整理するための時間として使って大丈夫ですよ。
よくある質問
転職エージェントの面談は転職を決める前でもできますか?
はい。転職意思がまだ固まっていない段階でも相談できる転職エージェントがあります。
JAC Recruitmentやリクルートエージェントも、情報収集やキャリアの方向性を考える段階で相談できる旨を案内しています。
「転職するべきか分からない」という悩みそのものを相談して構いません。
求人市場を見た結果、今の会社に残る選択をすることもあります。
転職エージェントの面談は土日や夜でもできますか?
平日夜や土日祝に対応する転職エージェントがあります。
たとえばリクルートエージェントは平日夜や土日祝の面談を受け付けていると案内しています。
マイナビITエージェントでも、夜間や土曜日の相談に対応すると案内されています。
ただし、サービスや予約枠によって対応日時は異なるため、実際の予約画面や担当者への確認が必要です。
「土日対応」と書かれていても、毎週土日の全時間帯から自由に選べるとは限らない点にも注意しましょう。
転職エージェントは登録した日に即日面談できますか?
当日に空きがあれば相談できる可能性はありますが、すべての転職エージェントが即日面談を保証しているわけではありません。
急いでいる場合は、「可能であれば本日中、難しければ最短の日程を希望します」と伝えると分かりやすいでしょう。
その日の面談が難しくても、面談までの時間で職歴や希望条件を簡単に整理しておけば、初回相談をより有意義に使えます。


コメント