20代におすすめの転職エージェントは、初転職・未経験・女性・20代後半など、自分の課題に強いサービスを組み合わせて選ぶのが結論です。
2026年8月28日公開の「ミライのお仕事」では、初転職・第二新卒ならマイナビジョブ20’s、異業種・未経験ならdodaなど、同じ20代でも状況によって相談先を変える考え方が紹介されています。この記事では各サービスの違いだけでなく、「自分ならどこを第一候補にするか」まで判断できるよう整理します。
こんにちは!転職アドバイザーの夏目結衣です。毎日遅くまでの残業や、しんどい人間関係…本当にお疲れ様です。私もかつて「このままでいいのかな」と悩みながら、限界まで無理をして働いていた時期があるので、そのモヤモヤ痛いほどわかります。このブログでは、キレイごと抜きのリアルな葛藤や、エージェント業界のぶっちゃけ話も交えながら、あなたが自分らしい働き方を見つけるためのヒントを親身にお届けしますね!
20代におすすめの転職エージェントは?タイプ別に結論

20代の転職エージェント選びでは、「ランキング1位はどこか」より「今の自分が何に困っているか」から選ぶことが大切です。
22歳で初めて転職する人と、29歳で6~7年の実務経験を生かしてキャリアアップしたい人では、同じ20代でもエージェントに求める役割が大きく違います。
2026年8月28日公開の「ミライのお仕事」の20代向け転職エージェント特集を軸に整理すると、候補は次のように分けると分かりやすいでしょう。
タイプ 第一候補にしやすいサービス 併用候補 重視したいこと
初転職・第二新卒 マイナビジョブ20’s dodaなどの総合型 自己分析・書類・面接支援
異業種・未経験 doda 20代・未経験特化型 求人の幅と経験の言い換え
既卒・フリーター・職歴が浅い ハタラクティブ・UZUZ・就職カレッジ 総合型 未経験求人と選考支援
20代女性 type女性の転職エージェント doda・リクルートエージェント 働き方と求人の幅
20代後半 リクルートエージェント・doda 業界特化型 市場価値と経験の再現性
元記事は、株式会社人材研究所代表取締役社長の曽和利光氏が業界動向や専門知識を監修しています。
曽和氏はリクルートで人事責任者を務めたほか、ライフネット生命やオープンハウスでも人事責任者を歴任しています。元記事では、20代は特定企業の仕事の進め方に染まり切っていないため、新しい環境への柔軟性や今後の成長可能性を評価されやすい年代だと説明されています。
つまり、「経験が少ない20代だから転職で不利」と最初から決めつける必要はありません。
ただし、これは「20代なら誰でも未経験で簡単に採用される」という意味でもありません。
年齢が上がるにつれて、企業が見るポイントはポテンシャルだけではなく、これまでの経験を次の会社でも生かせるかという「再現性」へ広がっていきます。
私はここが、20代向け転職エージェント選びを一括りのランキングだけで決めないほうがよい最大の理由だと考えています。
さらに大切なのは、「有名な転職エージェント=自分に合う転職エージェント」とは限らないことです。同じサービスでも担当者によって得意な業界や提案のスタイルは異なり、同じ経歴を見ても「未経験職へ広げましょう」と考える人もいれば、「今の経験を生かして年収を上げましょう」と提案する人もいます。
そのため、20代の転職エージェント選びでは、サービスそのものと担当者の相性を分けて考えることが重要です。大手か特化型かだけでなく、「自分の悩みを理解したうえで、現実的な選択肢を示してくれるか」まで見てください。
初めての転職・第二新卒ならマイナビジョブ20’sが候補になる理由は?
初めて転職する20代や第二新卒では、求人件数だけでなく、自己分析・職務経歴書・面接・退職理由まで一緒に整理してもらえるかを重視したいところです。
「ミライのお仕事」の2026年8月28日公開記事では、初転職・第二新卒向けの相談先としてマイナビジョブ20’sが紹介されています。
マイナビジョブ20’sは20代を中心とした転職支援サービスで、適性診断を活用した自己分析や、応募書類・面接について相談できることが特徴です。
比較媒体に掲載された同社の公表情報では、求人の76%以上が未経験者歓迎とされ、2023年10月1日から2024年9月30日に入社した利用者の3カ月定着率は95.2%と紹介されています。
ただし、この数字だけを見て「他社より転職後に定着しやすい」と判断するのは早いです。
95.2%という定着率は同社が示す条件に基づく公表値であり、各転職エージェントを同じ対象者・同じ期間・同じ方法で比較した第三者調査ではありません。
転職サービスの数字は、数値の大きさより「誰を、いつ、どの条件で集計した数字なのか」を確認することが重要です。
これは今回紹介するすべてのサービスに共通する注意点として覚えておいてください。
初転職では求人を見る前に「転職の判断軸」を作る
初めて転職活動をすると、求人票を見る前の段階で迷ってしまうことがあります。
- 自分に向いている仕事が分からない
- 職務経歴書に何を書けばいいか分からない
- 今の会社を辞めたい理由をどう説明すればいいか迷う
- 年収・休日・仕事内容の優先順位が決まらない
- 本当に今転職してよいのか自信がない
私自身も初めて転職を考えたときは、「とにかく今の会社から離れたい」という気持ちが強く、求人を冷静に比べる余裕がありませんでした。
でも、この状態で大量の求人を見ても、「残業が少ない」「家から近い」「年収が少し上がる」といった目立つ条件だけで決めやすくなります。
そこで初転職では、求人紹介数より先に、担当者が「なぜその求人があなたに合うと思ったのか」まで説明できるかを確認してほしいと思います。
良い面談では希望年収や勤務地だけではなく、「今の職場の何がつらいか」「逆に今の仕事で嫌いではない部分は何か」「3年後にどんな経験を持っていたいか」まで掘り下げていきます。
転職エージェントを求人検索サービスとしてだけ使うのではなく、自分の判断基準を言葉にする壁打ち相手として使うイメージです。
初転職で特に意識したいのは、「今の会社を辞める理由」と「次の会社を選ぶ理由」を同じにしないことです。
たとえば「残業が多いから辞めたい」は転職を始める理由にはなります。ただ、次の会社を「残業が少ない」だけで決めると、仕事内容や評価制度、人間関係、将来性など別のミスマッチを見逃してしまう可能性があります。
だからこそ、初回面談では「辞めたい理由」だけでなく、「次の会社で何を実現したいか」まで整理してくれる担当者を選びたいところです。
第二新卒は早期離職を隠すより「次にどう生かすか」を説明する
第二新卒の人からよく聞くのが、「1~2年で辞めたら根性がないと思われませんか?」という不安です。
元記事では第二新卒について、一定の社会人経験を持ちながら今後の成長も期待できる層として採用する企業があると説明されています。
もちろん、早期離職そのものをまったく気にしない企業ばかりではありません。
だからこそ、退職理由を隠したり、無理に美談へ変えたりするのではなく、何が合わなかったのか → 何を学んだのか → 次は何を重視するのかまで一つの流れにして伝えることが大切です。
たとえば「人間関係が悪かった」という理由なら、その言葉だけで止めないこと。
「質問や情報共有の機会が少なく業務を進めにくかった経験から、次はチーム内で相談や共有がしやすい環境を重視したい」と整理すれば、単なる不満ではなく次の企業選びの基準になります。
ここで転職エージェントを使う価値が出てきます。自分では「ネガティブな退職理由」としか思えない経験でも、第三者と話すことで「働くうえで何を大切にしたいのか」という判断軸へ変えられるからです。
ただし、担当者から「面接では適当に前向きな理由を言えば大丈夫です」と言われた場合は注意したいところです。
採用面接では、言葉だけ前向きに整えても、深掘りされれば矛盾が出やすくなります。事実を隠すのではなく、事実をどう受け止め、次へどう生かすかを一緒に考えてくれる担当者のほうが、長い目では信頼しやすいと私は考えています。

20代特化型と大手総合型は役割を分けて使う
マイナビジョブ20’sのような20代向けサービスは、初転職の相談や自己分析と相性がよい一方、求人の絶対的な幅では大手総合型が有利になる場面があります。
「ミライのお仕事」では、dodaやマイナビ転職AGENTなどとの併用も選択肢として紹介されています。
dodaはエージェントから求人紹介を受けるだけでなく、自分で求人を探したり、スカウト機能を利用したりできるのが特徴です。
マイナビ転職AGENTについても、元記事では登録者のうち34歳までが76.3%以上と紹介され、若手層の利用が多いサービスの一つとして取り上げられています。
私なら初転職では、20代向けサービスで「何を選ぶべきか」を整理し、総合型で「実際にどこまで選べるか」を確認するという使い分けをします。
似た特徴の3社へ登録するより、役割の違う2社を組み合わせるほうが情報の偏りを減らしやすいからです。
ここで覚えておいてほしいのは、特化型と総合型には「どちらが上」という関係がないことです。
特化型は相談の深さや対象層への理解が強みになりやすく、総合型は求人の幅や業界横断で比較しやすいことが強みになりやすい。自分が欲しい支援に応じて役割を分けるほうが、20代の転職では現実的です。
20代未経験の転職エージェントはどう選べばいい?
20代で異業種・未経験職種へ転職するなら、「未経験OKの求人が多いか」だけでなく、前職の経験を応募先で評価される言葉へ変換してくれるかを確認しましょう。
マイベストが2026年2月6日から16日に、転職経験のある20代100人を対象に実施したアンケートでは、約57%が未経験から異業界・異職種への転職に挑戦したと回答しています。
100人を対象とした調査なので、20代全体の転職実態をそのまま表す数字ではありません。
それでも、未経験転職を考える20代が決して珍しい存在ではないと知る一つの参考にはなります。
ただし、「20代だから経験がなくても大丈夫」と考えるのは危険です。
未経験転職で重要なのは、業界や職種は未経験でも、仕事に必要な能力まですべてゼロではないと示すことです。
たとえば販売職から営業職へ移りたい場合、「接客をしていました」だけでは経験の価値が十分に伝わりません。
顧客の希望を聞き、複数の商品を比較し、提案し、売上目標を追い、難しい要望にも対応してきたのであれば、それはヒアリング力、提案力、目標管理力、折衝力として整理できます。
後輩へ商品知識を教えていたなら、教育や育成の経験として説明できる可能性もあります。
職種名ではなく、実際にやってきた行動を分解すること。
これが未経験転職ではとても重要です。
私が20代の未経験転職で特に見てほしいのは、「未経験歓迎」という言葉の中身です。
同じ未経験歓迎でも、入社後に基礎から育成する企業もあれば、業界経験は問わなくても営業経験やPCスキルなど一定の実務能力を求める企業もあります。
「未経験歓迎だから応募できる」で終わらず、何が未経験でもよく、何は入社時点で求められるのかまで担当者へ確認すると、無駄な応募を減らしやすくなります。
未経験ならdodaを候補にしやすい理由
「ミライのお仕事」では、異業種・未経験職種への転職でdodaが主な候補として紹介されています。
dodaは求人の幅があり、エージェントサービスだけでなく、自分での求人検索やスカウトなど複数の転職経路を使える点が特徴です。
未経験転職では、「営業に転職したい」「IT業界へ行きたい」と最初から一つに絞りすぎるより、これまでの経験から現実的な選択肢を広げる作業が役立ちます。
たとえば事務職でも、Excelを使った集計、顧客対応、社内調整、業務改善、マニュアル作成などを経験していれば、別職種で評価される可能性があります。
反対に「ITは成長していそう」「営業なら年収が上がりそう」というイメージだけで転職先を選ぶのもおすすめしません。
確認したいのは、仕事内容だけではなく、その仕事を3年間続けたとき、自分にどんな経験やスキルが残るのかです。
ここまで考えると、会社選びではなくキャリア選びになります。
未経験転職では、最初の年収だけでなく「次の転職でも説明できる経験が積めるか」という視点も持っておきたいところです。
20代はキャリアの修正がしやすい時期ですが、何度でも無条件にやり直せるという意味ではありません。仕事内容、教育体制、配属後の役割を確認し、数年後に「何ができる人になっているか」を想像することが大切です。
既卒・フリーター・正社員経験が浅い20代は若手特化型も比較する
既卒、フリーター、短期離職、正社員経験が浅いといった事情がある20代では、ハタラクティブ、UZUZ、就職カレッジなども候補になります。
比較資料に掲載されたハタラクティブの公表情報では、2026年2月時点の公開求人が5,723件、紹介求人の約80%が未経験OKとされています。
UZUZは第二新卒・既卒・フリーターなど若手層への支援を中心とし、同社関連資料では初回面談参加者が累計52,341人を超えたと紹介されています。
就職カレッジについても、2023年2月から7月に入社した利用者の3カ月定着率が92.1%という公表値があります。
ただし、5,723件、80%、52,341人、92.1%をそのまま並べて「一番数字が大きいサービス」を選ぶことはできません。
求人件数、未経験求人の割合、累計面談者数、定着率では、測っている対象そのものが違います。
これは転職エージェント比較で見落とされやすいポイントです。
私なら担当者に「未経験求人は多いですか?」とは聞きません。
代わりに、「私の年齢、職歴、希望勤務地、希望職種、希望年収を前提にすると、今紹介できそうな求人は何件くらいありますか?」と聞きます。
この質問なら、サイト上に掲載されている総求人数ではなく、自分が実際に応募候補にできる求人の量が見えてきます。
既卒やフリーター期間がある人は、「空白期間をどう説明するか」に不安を感じることもあると思います。
ここも、無理に取り繕う必要はありません。その期間に何をしていたのか、なぜ今就職・転職したいと思ったのか、今後どう働きたいのかを一貫して説明できれば、少なくとも「何も考えていない人」という印象は避けやすくなります。
若手特化型を利用するなら、求人紹介だけでなく、こうした経歴の説明まで一緒に整えてくれるかを確認してください。
20代女性・20代後半女性におすすめの転職エージェントは?
20代女性は、女性向け転職エージェントだけに絞る必要はありません。
私は、働き方やライフイベントの相談は女性向けサービス、求人の幅は大手総合型という役割分担が使いやすいと考えています。
代表例として挙げられるのがtype女性の転職エージェントです。
同サービスの公表情報では、2024年に年間15,000名以上の女性へキャリアカウンセリングを実施したとしています。
また、2026年9月1日に確認された掲載情報では求人38,122件、そのうち23,374件が非公開求人と案内されています。
求人件数は随時変動するため、これはあくまで2026年9月1日時点で掲載されていた情報として見る必要があります。
実際に登録するときは、最新の求人数だけでなく、自分の希望地域や職種が対象になっているかを確認してください。
さらに、2021年10月1日から2025年3月31日までの同社集計では、年収アップを希望した利用者の約79%が年収アップしたと案内されています。
ここも数字の読み方が重要です。
「登録した女性の79%全員が年収アップした」という意味ではなく、年収アップを希望した利用者を対象とする同社集計です。
転職サービスの実績を見るときは、「何%だったか」だけではなく、分母になっている対象者を確認する癖をつけておきましょう。
女性向けサービスでは制度名より「実際に使われているか」を見る
20代女性の転職では、産休・育休、時短勤務、リモートワークなどを重視する人もいると思います。
ただ、「育休制度あり」と求人票に書かれているだけでは、取得や復職のしやすさまでは判断できません。
type女性の転職エージェントでは、女性管理職の状況や産休・育休など、求人票だけでは分かりにくい情報について相談できると案内されています。
私なら制度の有無だけではなく、実際の利用状況を確認します。
たとえば、育休から復職した人がいるのか、女性管理職の実例があるのか、残業時間には部署差があるのか、時短勤務後の評価や昇進はどう扱われているのか、といった点です。
制度が存在することと、制度を使いながら長く働けることは同じではありません。
求人票の丸印だけではなく、働いている人の実態まで質問することが大切です。
また、女性向けサービスを使うときも「結婚や出産の予定を前提にキャリアを決めなければいけない」と考える必要はありません。
20代女性が何を優先するかは人それぞれです。専門性を高めたい人、管理職を目指したい人、ワークライフバランスを重視したい人、収入を上げたい人もいます。
大切なのは、性別で将来像を決めることではなく、自分が長く働くうえで重視したい条件を具体化することです。
20代後半女性は「女性向け」に絞りすぎない
27歳、28歳、29歳頃になると、これまで積み上げた実務経験そのものが採用上の強みになるケースも増えます。
そのためtype女性の転職エージェントのようなサービスだけではなく、dodaやリクルートエージェントなど幅広い求人を扱う総合型も確認しておきたいところです。
女性向けサービスは働き方の悩みを相談しやすい一方、「女性向け」という条件だけで求人市場を見ると、経験を高く評価する求人を見落とす可能性があります。
私は、働き方を相談する場所と、自分の経験の市場価値を確認する場所を分けるという考え方が、特に20代後半では役立つと思っています。
たとえば同じ28歳でも、事務経験5年の人と営業経験5年の人では、次に狙える職種や評価されるポイントが変わります。
年齢や性別だけで「自分向けサービス」を決めるのではなく、年齢・経験・希望する働き方の3点をセットで考えると、選択肢を狭めにくくなります。

20代後半の転職エージェント選びは20代前半と何が違う?
20代後半になると、企業からはポテンシャルに加えて、これまでの経験を次の会社でも再現できるかを見られる場面が増えていきます。
私はこの変化を、「ポテンシャル中心の転職」から「ポテンシャル+経験の再現性を示す転職」への移行だと考えています。
たとえば29歳で法人営業を6年間経験している人なら、別業界へ移るとしても、法人折衝、売上目標の管理、提案資料作成、顧客課題の整理、社内調整などは持ち運べる経験です。
業界が未経験でも、仕事の進め方まですべて未経験とは限りません。
一方、22歳で社会人経験がまだ短い人の場合は、企業側も育成を前提に、適応力や成長意欲を見ることがあります。
つまり、同じ「20代」でも担当者へ相談したい質問が違います。
20代前半なら、「自分に向いている仕事は何でしょうか」という相談が中心になりやすいでしょう。
20代後半では、「自分の経験は別業界でどこまで評価されるのか」「同じ経験でも、どの会社なら役割や年収が上がるのか」といった市場価値の確認が重要になります。
ここで注意したいのは、「20代後半だから未経験転職は遅い」と一括りにしないことです。
完全にゼロから新しい仕事へ移る場合と、これまでの経験を一部生かして隣接職種へ移る場合では難易度が違います。
たとえば営業から採用、販売から営業、事務から営業事務や業務改善系職種など、これまでの経験との接点を作れる転職もあります。
私はこの「今までの経験と次の仕事の橋を見つけること」が、20代後半の転職エージェント活用で特に重要だと考えています。
20代後半では総合型+特化型が使いやすい
営業、IT、企画、経理、コンサルなどで一定の実務経験があるなら、総合型だけでなく業界・職種特化型も選択肢になります。
2026年9月1日更新の「コンサルフリーマガジン」では、ASSIGN AGENTが20代・30代前半を中心とする若手ハイエンド層向けサービスとして紹介されています。
一方、同資料ではリクルートエージェントについて、公開求人44万件以上、非公開求人32万件以上と掲載されています。
求人件数は日々動くため、実際に利用する際は最新情報を確認してください。
重要なのは「総合型と特化型のどちらが上か」ではありません。
私なら20代後半では、総合型で市場全体を見る → 特化型で専門分野での評価を深掘りするという順番で使います。
総合型から思わぬ別業界の可能性が見つかることもあれば、特化型で「その経験ならこの企業ではもっと評価される」と分かることもあります。
転職エージェントごとに持っている求人や得意な業界、担当者の知識は違います。
だからこそ、一社の見立てをそのまま「自分の市場価値」と思い込まないことも大切です。
一社から年収400万円前後の求人を中心に提案されたとしても、それだけで「自分の市場価値は400万円」とは断定できません。
担当者の得意領域、保有求人、紹介方針によって提案は変わるからです。複数社で似た評価になるのか、特定業界では評価が変わるのかまで確認すると、自分の現在地が見えやすくなります。
20代は転職エージェントを何社使う?失敗しない選び方
20代が転職エージェントを使うなら、私は最初に総合型1~2社+自分の悩みに合う特化型1社程度を比較する方法が使いやすいと考えています。
ただし、3社登録すること自体が目的ではありません。
複数社を使う目的は、求人を3倍受け取ることではなく、求人の違い、担当者の違い、自分に対する市場評価の違いを比較することです。
初回面談の後は、希望条件だけでなく転職理由まで聞いてくれたか、「なぜこの求人を紹介するのか」を説明してくれたか、職務経歴書を具体的に見てくれたか、面接対策が一般論だけで終わっていないかを振り返ってください。
さらに、転職を必要以上に急かさないか、求人の良い点だけでなく注意点も伝えてくれるかも大切です。
「大手なら間違いない」「特化型なら親身に対応してくれる」とサービス名だけで決めつけるのではなく、目の前の担当者が自分の話を理解して提案しているかを見ましょう。
3社前後を同時に使うときは、応募管理にも注意が必要です。
同じ企業へ別々の転職エージェントから重複応募しないよう、どの会社へどこ経由で応募したかを自分でも把握しておきましょう。
また、複数社を使っていること自体を隠す必要はありません。転職エージェント側も併用されることは想定しています。
むしろ、選考スケジュールを調整するときは「他社経由でも選考が進んでいる」と共有したほうが、面接日程や内定回答期限について相談しやすくなる場合があります。
求人数ではなく「自分向け求人は何件あるか」を聞く
転職エージェントを比較していると、「数十万件」「未経験求人多数」といった数字が目につきます。
でも、あなたにとって重要なのは、その会社が保有する求人の総数ではありません。
仮に30万件の求人があったとしても、東京勤務、未経験可、事務職、土日休み、希望年収350万円以上――と条件を加えていけば、実際に応募候補になる求人は大きく減る可能性があります。
反対に、全体の求人数が大手より少ないサービスでも、自分の年齢や職種、勤務地に強ければ、利用価値は高くなります。
担当者にはぜひ、「私の経歴と希望条件だと、現時点で何件くらい紹介できそうですか?」と聞いてみてください。
この質問への答えが具体的であれば、その転職エージェントが自分の市場と合っているか判断しやすくなります。
さらに一歩踏み込むなら、「その中で、私の経験が特に評価されそうな求人はどれですか」と聞いてみるのもおすすめです。
求人件数だけでなく、担当者があなたの経歴をどう理解しているのかが見えます。
「辞めたい理由」を次の会社の確認項目へ変換する
ここで、20代の初転職でぜひ使ってほしい考え方があります。
それは、今の会社を辞めたい理由を、そのまま次の会社を見極めるチェック項目へ変えることです。
残業が限界なら、「残業少なめ」という求人票の言葉だけで判断せず、配属予定部署の平均残業時間や繁忙期、仕事が集中する時期を確認する。
人間関係がつらいなら、「風通しのよい会社です」という説明だけでなく、上司になる人、チーム人数、1on1の有無、質問や相談をどのように行っているのかを聞く。
評価への不満があるなら、評価項目、目標設定、昇給の時期、評価面談の流れを確認する。
仕事内容に限界を感じているなら、「やりがいがあります」という抽象的な説明より、入社後半年・1年で具体的に何を担当するのかを聞く。
これは単なる企業研究ではありません。
前職で起きたミスマッチを、次の転職で再発させないための確認作業です。
転職活動では「何を手に入れたいか」ばかり考えがちですが、「何を繰り返したくないか」を言葉にすることも同じくらい大切だと私は考えています。
この方法は、今の職場がつらくて冷静に考える余裕がない人ほど役立ちます。
「嫌だったこと」をただの愚痴で終わらせず、次の会社の確認項目へ変えることで、つらかった経験そのものを企業選びの材料にできるからです。
20代が転職エージェント選びで避けたい担当者とは?
転職エージェントは無料で使えるケースが多い一方、紹介された求人へ必ず応募しなければならないわけではありません。
担当者とのやり取りで「少し違うかも」と感じたら、その違和感を無視しないでください。
特に注意したいのは、あなたの希望をほとんど聞かず大量の求人を送ってくる、求人のメリットしか説明しない、応募や内定承諾を必要以上に急かす、転職理由を確認せず「とりあえず応募しましょう」と進める、といった対応です。
もちろん、応募数を増やしたほうがよい場面もありますし、選考日程には期限もあります。
だから「急かされた=悪い担当者」と単純に決める必要はありません。
大切なのは、なぜ今応募すべきなのか、なぜこの企業を勧めるのかという理由を説明してくれるかです。
担当者が合わない場合は、サービス自体を退会する前に担当変更を相談する方法もあります。エージェントそのものと、一人の担当者の相性は分けて考えてください。
20代の転職エージェント選びを夏目結衣はどう考える?
20代の転職エージェント選びで一番避けたいのは、「おすすめランキング1位だから」という理由だけで登録先を決めてしまうことです。
先に決めたいのはサービス名ではなく、自分は転職活動の何を手伝ってほしいのかです。
自分に合う仕事から分からないなら、20代向けサービスで自己分析から相談する価値があります。
未経験職種へ挑戦したいなら、求人件数だけでなく、今までの経験を応募先の仕事へつなげて説明してくれる担当者が必要です。
20代女性で将来の働き方に不安があるなら、制度の有無だけでなく利用実態まで確認できる相談先が役立つでしょう。
20代後半でキャリアアップしたいなら、「求人を紹介できます」だけではなく、自分の経験がどの業界や職種で評価されるのかまで説明してもらいたいところです。
私自身、激務と人間関係に疲れて初めて転職を考えたころは、「今より残業が少なければそれでいい」と思っていました。
つらい職場にいるときほど、一つの条件が良く見える会社へ気持ちが引っ張られてしまうんですよね。
残業を減らしたい。
人間関係を変えたい。
年収を上げたい。
未経験の仕事へ挑戦したい。
専門性を身につけたい。
どの理由も、転職を考えるきっかけとしておかしくありません。
ただし、求人を見始める前に「絶対に変えたい条件」と「できれば叶えたい条件」を分けておくと、会社選びはかなり楽になります。
たとえば「残業月20時間以内」は絶対条件だけれど、「年収30万円アップ」は希望条件、というように分けます。
反対に、年収を最優先したい人なら、残業時間や勤務地をどこまで許容できるのかを決めておく必要があります。
ここを曖昧にしたまま求人を見ると、条件が良さそうな会社が出てくるたびに判断基準が変わってしまいます。
そして私は、転職エージェントを「自分の代わりに正解を決めてくれる人」だとは考えないほうがいいと思っています。
担当者は求人情報、市場評価、企業情報、書類添削、面接対策といった、自分一人では集めにくい判断材料を提供してくれる存在です。
最終的にどの会社を選ぶかは、自分で決める必要があります。
この距離感を持っておけば、一人の担当者との相性が悪かっただけで「自分には転職できない」と落ち込むことも減ります。
担当者が合わなければ変更を相談してもいいですし、別の転職エージェントの意見を聞いてもかまいません。
特に20代では、まだ自分の市場価値を測る経験そのものが少ない人もいます。
だからこそ、一社から「この求人しか難しい」と言われただけで可能性を閉じず、複数の視点を確認することに意味があります。
私が20代の転職エージェント選びでいちばん大事だと思うのは、「おすすめされた求人の数」ではなく「自分の判断力が上がったか」です。
面談を終えたあとに、「自分は何を変えたいのか」「何なら譲れるのか」「これまでの経験の何が評価されるのか」が前より言葉にできるようになっているなら、その面談には価値があります。
反対に、大量の求人を受け取ったのに、なぜ自分へ紹介されたのか分からず、応募するかどうかも判断できない状態なら、いったん立ち止まってかまいません。
転職活動は、求人をたくさん見る競争ではありません。
特に20代の初転職では、内定を取ることだけでなく、次の数年間をどんな環境で、どんな経験を積んで過ごしたいのかを決める作業でもあります。
今の会社がつらいと、「早く辞めたい」という気持ちが最優先になってしまうこともあります。私自身、その感覚はよく分かります。
でも、そんなときこそ転職エージェントには、焦りを利用して応募を急かすのではなく、「何を変えれば次は同じつらさを繰り返さずに済むのか」を一緒に整理してほしいと思います。
まとめ|20代におすすめの転職エージェントは「課題」から選ぼう
20代におすすめの転職エージェントを、一律に1社へ決めることはできません。
初転職・第二新卒なら、マイナビジョブ20’sのような20代向けサービスで自己分析や選考対策を進めながら、dodaなどの総合型で求人の幅を確認する方法があります。
異業種・未経験職種なら、dodaのような幅広いサービスに加え、マイナビジョブ20’s、ハタラクティブ、UZUZ、就職カレッジなど、自分の職歴や現在地に合う若手向けサービスを比較するとよいでしょう。
20代女性ならtype女性の転職エージェントなどで働き方を相談しつつ、総合型でも求人を確認することで選択肢を狭めにくくなります。
20代後半では「まだ20代だから」というポテンシャルだけではなく、これまでの経験を次の会社でどう再現できるかを整理することが重要です。
転職サービスを比較するときは、求人数や定着率など性質の違う数字を無理に横並びにせず、求人の幅、20代への支援、未経験への対応、選考対策、キャリア相談、自分向けに紹介可能な求人という同じ視点で見てください。
そして何より、転職エージェント選びの出発点は「どこがおすすめか」ではなく、自分はいま何に困っていて、転職活動のどこを手伝ってほしいのかです。
今の会社がつらくて余裕がないときに、最初から完璧なキャリアプランを作る必要はありません。
まずは「次の会社では同じつらさを繰り返したくない」というところからでも大丈夫です。
そこから一つずつ条件を言葉にし、複数の転職エージェントから情報を集め、自分が納得できる選択へ近づいていきましょう。
よくある質問
20代なら転職エージェントは何社登録すればいい?
最初は総合型1~2社+自分の課題に合う特化型1社程度を比較する方法が使いやすいでしょう。
登録数を増やすこと自体を目的にせず、初回面談後に求人の相性、担当者の説明力、書類・面接支援を比較し、使いやすい1~2社を中心にすると管理しやすくなります。
複数社を使う場合は、同じ企業へ重複応募しないよう応募経路を自分でも管理しておくことが大切です。
20代後半でも未経験職種へ転職できますか?
20代後半でも未経験職種へ転職できる機会はあります。
ただし、20代前半よりこれまでの実務経験を確認されるケースもあるため、顧客対応、営業、業務改善、Excel、目標管理、社内調整、育成など、応募先でも生かせる経験を具体的に整理することが重要です。
「未経験だから生かせるものがない」と考えるのではなく、「業界は未経験でも、どの能力なら次の仕事でも再現できるか」という視点で整理してみてください。
完全な未経験転職だけでなく、これまでの仕事との接点を残した「隣接職種」も含めて相談すると、選択肢を広げやすくなります。
20代女性は女性向け転職エージェントを使ったほうがいい?
必須ではありません。
女性のキャリア、産休・育休、働き方、女性管理職の状況などを詳しく相談したい場合は、type女性の転職エージェントのようなサービスが候補になります。
一方で、求人を幅広く確認したい場合はdodaやリクルートエージェントなどの総合型も比較し、「女性向けサービスかどうか」だけで転職先の選択肢を狭めないことが大切です。
制度の有無だけでなく、実際の利用状況や配属予定部署の働き方まで確認すると、転職後のミスマッチを減らしやすくなります。
執筆:夏目結衣(若手専門転職アドバイザー)


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