転職エージェントが面談に来ないときは、予約内容を確認して当日中に連絡し、無断不在や連絡漏れが続くなら担当変更・他社併用を検討しましょう。
こんにちは!転職アドバイザーの夏目結衣です。毎日遅くまでの残業や、しんどい人間関係…本当にお疲れ様です。私もかつて「このままでいいのかな」と悩みながら、限界まで無理をして働いていた時期があるので、そのモヤモヤ痛いほどわかります。このブログでは、キレイごと抜きのリアルな葛藤や、エージェント業界のぶっちゃけ話も交えながら、あなたが自分らしい働き方を見つけるためのヒントを親身にお届けしますね!
仕事を調整して時間を空け、オンライン面談のURLにも入った。それなのに予定時刻を過ぎても担当者が現れない。電話面談のはずなのに着信もない。
そんな状況になると、「忘れられた?」「私の経歴だから後回しにされた?」「こちらから催促したら印象が悪い?」と、一気に不安になりますよね。
最初にお伝えしたいのは、担当者が確定済みの面談に来なかったことと、あなたの転職市場での評価は別問題だということです。
type転職エージェントは、2024年7月30日更新の記事で、登録後・面談後・書類選考や面接後に連絡が遅れる理由と対処法を解説しています。登録後については当日から1週間程度、面談後は希望に合う求人を探している場合があるため1週間ほど待つことを一つの目安としています。
jobuddyも、登録後や面談後なら早ければ当日から2日以内、遅くとも1週間以内、書類提出後や面接後なら早ければ2〜3日、通常5〜10営業日程度という目安を紹介しています。
またJAC Recruitmentは、2026年6月19日公開・6月30日更新の記事で、登録後の連絡に数日から1週間程度かかる場合があり、経歴確認や担当コンサルタントの調整、求人選定などが背景にあると説明しています。
ただし、ここで注意したい点があります。
これらの情報は主に「登録後・面談後・選考後に次の連絡が来ない」というケースを扱ったもので、「日時まで確定した面談に担当者が現れなかったら何分待つべきか」という全国共通の基準を示したものではありません。
「転職エージェントから連絡が来ない」という悩みでも、登録直後なのか、面談後なのか、企業の選考結果待ちなのか、すでに確定している面談時刻を過ぎているのかで、取るべき対応は変わります。
そこでこの記事では、確認できる公開情報と、転職支援に関わる私の実務的な判断をきちんと分けながら、「当日は何をすればいい?」「何分待てばいい?」「こちらから電話していい?」「どこまでなら一度のミスとして許容する?」「いつ担当変更する?」まで整理します。
転職エージェントが面談に来ないとき、当日はどう対処する?

予定時刻になっても転職エージェントが現れないなら、まず予約日時と面談方法を確認し、間違いがなければ当日中に担当者へ確認して大丈夫です。
「催促したら面倒な求職者だと思われそう」と心配する必要はありません。
確定した約束が始まっていない以上、「こちらの認識に間違いがないか確認したい」と連絡するのは自然な対応です。
ただし、いきなり「すっぽかされました」「無視されています」と決めつけるのは避けましょう。
オンライン面談では古いURLを開いている、日程変更前のメールを見ている、電話面談で「どちらから発信するか」の認識が違っているなど、単純な行き違いも考えられます。
まず最新の予約情報を確認する
当日は次の順番で確認してください。
- 最新メールに書かれた面談の日付と開始時刻
- オンライン・電話・対面のどれで実施する予定か
- オンライン面談なら最新の接続URLか
- 電話面談ならどちらから発信する予定だったか
- 日程変更・キャンセルのメールが届いていないか
- 迷惑メールフォルダや着信履歴に連絡がないか
- マイページなどに予定変更のお知らせが出ていないか
特に日程を一度変更している場合は、古いメールではなく最後に届いた確定メールを見ることが大切です。
Google MeetやZoomなどのオンライン面談では、同じ担当者とのやり取りでも日程変更によって接続URLが変わることがあります。
電話面談についても、「担当者から電話が来る」と思って待っていた一方で、案内には「指定番号へお電話ください」と書かれていた、という認識違いは起こり得ます。
type転職エージェントも、連絡が来ないケースでは、メールが迷惑メールフォルダに入っていたり、登録していない電話番号からの着信を拒否していたりする可能性を挙げています。通信状況などによって登録情報が正常に反映されていない可能性についても触れています。
すでに担当者と面談日時まで確定している場合、「そもそも登録できていなかった」という可能性は高くないでしょう。
それでも、最新メール・着信履歴・迷惑メール・マイページの4か所を確認してから連絡すると、余計な行き違いを減らせます。

そして、予定に間違いがなければ確認メールを送りましょう。
面談時間を過ぎたときの確認メール例文
件名:本日の面談について/氏名
お世話になっております。本日○時より面談予定の○○です。
現在、面談開始をお待ちしておりますが、日時または接続方法について私の認識に相違がないか確認したく、ご連絡いたしました。
お手数ですが、ご確認いただけますと幸いです。
これくらいで十分です。
「なぜ来ないんですか」「ずっと待っています」と責める必要はありません。
予定日時・自分の氏名・状況を確認したいことが伝われば、担当者側でも確認しやすくなります。
もしメールに反応がなく、電話番号や問い合わせフォームが用意されているなら、そちらへ切り替えても構いません。
特に「このあと仕事へ戻らなければならない」「休憩時間中に面談を入れていた」「有給を時間単位で取っている」など時間制限がある場合は、待ち続けるより確認したほうが現実的です。
電話しても失礼にはならない?
面談時間を過ぎ、メールにも反応がないのであれば、案内されている問い合わせ先へ電話すること自体は不自然ではありません。
ただし、担当者個人の携帯番号へ短時間に何度も電話するのではなく、一度連絡して反応がなければ代表窓口や問い合わせフォームへ切り替えるほうがよいでしょう。
たとえば電話では、「本日○時から面談予定の○○ですが、面談方法について確認したくお電話しました」と伝えれば十分です。
私は、確定した予定の確認と過度な催促はまったく別物だと考えています。
転職活動では相手への礼儀も大切ですが、自分の時間を守ることも同じくらい大切ですよ。
転職エージェントが面談に来ないのはなぜ?考えられる背景とは
転職エージェントが確定済みの面談に現れなかった本当の理由は、担当者や運営会社へ確認しない限り分かりません。
そのため「自分の経歴が悪かったから」「面談する価値がないと思われたから」と決めつけないでください。
公開情報から確認できるのは、主に「転職エージェントから連絡が遅れる背景」です。
担当者が複数の求職者を担当している
まず考えられるのが、担当者が複数の求職者を並行して担当していることです。
type転職エージェントは、担当者が複数の求職者に対応しているため、多忙によって連絡が遅れたり、見落としたりする可能性があると説明しています。特に休み明けは問い合わせが増え、返信が遅くなることがあるとしています。
jobuddyも、キャリアアドバイザーが複数の求職者を担当しており、繁忙期などでは対応まで時間がかかることがあると説明しています。
もちろん「忙しかったから面談に来なくても仕方ない」という意味ではありません。
約束した面談を実施できないのであれば、本来は事前に連絡するのが望ましいでしょう。
ただ、この背景から分かるのは、連絡の遅れだけで自分の市場価値まで判断する必要はないということです。
担当者側のスケジュール管理や業務量の問題と、あなたの職歴や転職可能性は切り分けて考える必要があります。
日程や面談方法の認識がずれている
次に考えられるのが、日程や実施方法の認識違いです。
日程変更をしたあと旧メールを見ていた、担当者は電話面談だと思っていたのに求職者はオンラインだと思っていた、といったケースなら、双方とも待っている状態になることがあります。
たとえば、
- 9月10日19時から9月12日19時へ変更したのに旧予定を見ていた
- オンライン面談から電話面談へ変更されたことを見落としていた
- 担当者から電話するのか、求職者から指定番号へ電話するのか認識が違った
- ZoomのURLが変更前と変更後で異なっていた
といった行き違いです。
私自身も転職活動をしていた頃、現職のメール、応募企業からの連絡、複数のエージェントとの日程調整が重なり、「結局どれが最新の日程だったっけ」と混乱した経験があります。
疲れながら転職活動をしていると、本当に起こりやすいんですよね。
だからこそ、「誰が悪いか」を考える前に、最新の予約メールに戻るのが一番早いです。
メールや電話が届いていない
さらに、メールや電話が届いていない可能性もあります。
type転職エージェントやjobuddyはいずれも、迷惑メールフォルダ、着信履歴、登録情報などを確認するよう案内しています。
迷惑メールの振り分けや着信拒否設定によって、担当者側は連絡しているのに求職者側では確認できていないこともあります。
転職活動中は、普段見慣れない市外局番や携帯番号から連絡が来る場合もあるため、面談前後は着信履歴を一度確認しておくと安心です。
担当変更や社内の引き継ぎが起きている
そしてもう一つが、担当変更や内部の引き継ぎです。
jobuddyは、選考後に連絡が来ない背景として、キャリアアドバイザーが退職・異動しているケースも挙げています。
担当者個人に連絡しても反応がない場合は、その担当者だけに何度も送るより、サービスの問い合わせ窓口へ状況確認を切り替えるほうがよい場合があります。
「担当者から返事がない=転職エージェント全体から拒否された」とは限りません。
担当者個人の問題なのか、社内の引き継ぎなのか、単なる連絡事故なのかを切り分けることが大切です。
「自分の経歴が悪いから来なかった」と考えなくていい
ここは、初めて転職エージェントを使う人ほど気にしてしまうところです。
面談に来ないと、「登録内容を見て、支援する価値がないと思われたのでは」と不安になるかもしれません。
でも、すでに日時まで確定している面談で担当者が来なかったという事実だけから、そのような理由を断定することはできません。
むしろ確認すべきなのは、面談後にどのような説明があり、どのようにリカバリーされたかです。
転職支援に関わってきた立場から見ると、求職者が必要以上に自分へ原因を求めてしまうケースは少なくありません。
けれど、担当者側の予定管理やシステム上の行き違いまで「自分のせい」にする必要はありませんよ。
転職エージェントが面談に来ないとき、何分待てばいい?
ここは検索している方が一番知りたいところかもしれません。
確定済み面談の「○分待てば帰っていい」という業界共通ルールを、今回確認したtype転職エージェント、jobuddy、JAC Recruitmentの公開情報からは確認できませんでした。
一方、登録後・面談後・選考後に「次の連絡」を待つ期間については、それぞれ目安が公表されています。
ここを混同しないことが非常に重要です。
状況 公開情報などから考えられる目安 まずすること
確定した面談時刻を過ぎても担当者が来ない 全国共通の待機時間は確認できない 予約内容を確認し、当日中に連絡
登録後に連絡がない 当日〜1週間程度が一つの目安 迷惑メール・登録状況を確認
面談後に求人紹介がない 数日〜1週間程度かかる場合がある 求人探索状況を確認
書類提出後に結果が来ない 1〜2週間程度の場合がある 企業側の選考状況を確認
面接後に結果が来ない 数日〜10営業日程度など幅がある 担当者へ回答予定を確認
約束の無断変更が繰り返される 単発の遅延とは分けて考える 担当変更・他社併用を検討
type転職エージェントでは、登録後は当日から1週間程度、面談後は1週間ほど待つことを推奨し、書類選考は1〜2週間ほどを一つの目安としています。
また、連絡が来る日数は営業日で平均3〜5日ほどとし、1週間以上動きがなければ進捗確認を検討する考え方を紹介しています。
jobuddyでは、登録後・面談後は早ければ当日から2日以内、遅くとも1週間以内、書類提出後・面接後は早ければ2〜3日、通常5〜10営業日程度と紹介されています。
JAC Recruitmentも、登録情報や職務経歴書の精査、専門性を踏まえた担当者の調整、求人選定などによって、初回連絡まで数日から1週間程度かかる場合があると説明しています。
つまり、「転職エージェントから連絡がない」と一口に言っても、何の返事を、誰から待っているのかで意味がまったく違います。
登録直後なら担当者の選定中かもしれません。
面談後なら条件に合う求人を探している途中かもしれません。
書類選考後なら、担当者自身ではなく応募企業からの返事を待っている可能性があります。
しかし確定済みの面談は、すでに双方が時間を約束しています。
「エージェントからの連絡は1週間くらい待つらしい」と考えて、その日の面談画面を何時間も開いたまま待つ必要はありません。
私なら10〜15分で一度連絡する
ここからは公開された共通ルールではなく、私自身の実務上の目安としてお話しします。
予定時刻を過ぎても始まらなければ、まず数分は接続状況やメールを確認します。
それでも始まらず、10〜15分程度経った段階であれば、私は一度確認連絡を入れてよいと考えています。
なぜなら、この時点なら「数分の遅れ」だけでなく、接続ミスや予定認識のずれも疑ったほうがよいからです。
相手を責めるのではなく、「本日の面談について、こちらの認識に相違がないか確認したい」と連絡します。
30分程度反応がなければ、待機を終える判断もあり
さらに予定時刻から30分程度たっても反応がなく、その後の予定にも影響するなら、「本日はこのあと予定があるため、改めて日程調整をお願いしたい」と連絡して、いったん待機を終えて構わないでしょう。
これは「15分・30分が業界標準」という意味ではありません。
約束した時間を無制限に空け続けないための、自分側のタイムリミットを決めておくという考え方です。
たとえば19時から1時間の面談予定だったのに、19時30分まで何の連絡もない場合、その後も「来るかもしれない」と21時まで待つ必要はありません。
逆に、19時10分に「前の面談が長引いており、19時20分からでもよいでしょうか」と連絡が来て、自分にも余裕があるなら、そのまま実施してもよいでしょう。
大切なのは、経過時間だけでなく、担当者から状況説明があるかどうかです。
会社員として働きながら転職活動をしている人にとって、昼休みや有給、仕事終わりの1時間は本当に貴重です。
私は、相手への配慮と同じくらい、自分の時間を守ることも大切だと思っています。
面談に来ないうえ連絡もないなら、いつ担当変更・他社併用する?
一度面談に来なかっただけで、すぐ担当者を変更しなければならないわけではありません。
私が重要だと考えているのは、「ミスが起きたこと」よりもそのあと信頼を回復できる対応をしたかです。
たとえば日程登録を担当者が間違えていたとしても、確認後すぐに事情を説明し、謝罪し、再面談の候補日を提示してくれたのであれば、その後は問題なく支援を受けられる可能性があります。
逆に注意したいのは、こちらが連絡しても返事がない状態が続く場合です。
- 約束した時間に現れない
- こちらから問い合わせても説明がない
- 「明日連絡します」と言ったのに連絡がない
- 日程変更が何度も正しく共有されない
- 面接日時など重要な連絡でも確認漏れがある
- 問い合わせるたびに前回の話を把握していない
このようなことが繰り返されるなら、単なる一度のミスではなく、今後の選考管理にも影響する問題として考えたほうがいいでしょう。
転職活動では、企業との面接日程、書類提出期限、内定後の回答期限など、時間管理が重要な場面が何度もあります。
担当者との情報共有が不安定だと、「少し感じが悪い」で済む問題ではなくなる可能性があります。
たとえば企業側から届いた面接候補日への回答が遅れれば、希望していた時間帯が埋まる可能性があります。
内定後の回答期限や条件確認の連絡まで不安定であれば、今度は転職先との調整に影響しかねません。
だからこそ、「面談に来なかったこと自体」だけではなく、その後も重要な連絡を任せられる担当者かという視点で判断することが大切です。
一度のミスなら、その後の対応を見る
一度だけ面談に来なかった場合は、まず事情説明を確認しましょう。
担当者から、
「日程登録を誤っておりました。申し訳ありません。○日または○日で再調整できますでしょうか」
といった説明と再提案があり、その後は約束どおり連絡が続くのであれば、担当変更まで必要ないこともあります。
私も、人が介在する以上、一度のミスだけでサービス全体を判断する必要はないと考えています。
むしろトラブル後の対応は、その担当者の信頼性を見る材料になります。
同じことが繰り返されるなら担当変更を相談する
type転職エージェントは、問い合わせ後もスムーズにやり取りできない場合、担当者変更を申し出ることや、ほかの転職エージェントを利用する方法を紹介しています。
また、異なる特徴を持つ転職エージェントを複数利用する考え方にも触れています。
jobuddyも、連絡が改善しない場合の対応として担当者変更や他の転職エージェントへの登録を挙げています。
JAC Recruitmentも、担当コンサルタントによって経験や業界理解、相性が異なるため、違和感がある場合は担当変更を相談することも選択肢だと説明しています。
担当変更をお願いするときは、感情的に批判する必要はありません。
「面談日時や進捗連絡について行き違いが続いており、今後の選考日程管理に不安を感じています。可能であれば別のご担当者へ変更いただけないでしょうか」と、起きた事実と今後の希望を伝えれば十分です。
「対応が最悪です」「もう信用できません」と強い表現を使わなくても、運営側には状況が伝わります。

他社併用は「保険」として考える
そして私は、担当変更とは別に他社を併用しておくことにも大きな意味があると考えています。
これは「失礼な担当者への仕返し」ではありません。
一人の担当者が止まっただけで、自分の転職活動全体まで止まらない仕組みをつくるためです。
転職エージェントごとに得意業界や保有求人、企業との関係性、担当者の経験は異なります。
一つのサービスで求人を紹介されなかったからといって、それが転職市場全体の評価とは限りません。
たとえば、あるエージェントでは希望職種の求人が少なくても、別のエージェントでは同じ経験を生かせる求人を多く扱っている場合があります。
担当者との相性も同じです。
求人提案を積極的に進める担当者が合う人もいれば、じっくり条件整理をしてくれる担当者のほうが安心できる人もいます。
だから、「1社の担当者とうまくいかなかった=自分は転職エージェントに向いていない」と考える必要はありません。
ただし複数社を利用するときは、同じ企業の同じ求人へ別々のエージェントから重複応募しないよう、自分でも応募経路を管理しましょう。
応募企業名、応募日、利用したエージェント、現在の選考段階をメモしておくだけでも重複を防ぎやすくなります。
ここは初めて転職する人ほど意識してほしいポイントです。
私見:面談に来ない「1回」より、約束・説明・再発防止を見る
ここからは転職支援に関わる私自身の考えです。
私は、担当者が一度面談に来なかっただけで「このエージェントは最悪」と即断する必要はないと思っています。
人が運営しているサービスなので、日程登録のミスや連絡の行き違いがゼロになることはないでしょう。
ただし、転職エージェントは求職者のキャリアに関わるサービスです。
だからこそ私は、ミスの有無よりも「約束・説明・再発防止」の3点で担当者を見たほうがいいと考えています。
まず、約束を守ろうとしているか。
次に、問題が起きたとき事情を説明しているか。
そして、次から同じことが起きないよう日程や連絡方法を整えてくれるか。
この3つがそろっているなら、一度の行き違いから信頼関係を立て直せる可能性は十分あります。
反対に、何が起きたのか説明しない、連絡期限を何度も破る、同じミスが続くのであれば、「私が我慢すればいい」と考えなくてもいいと思います。
良い担当者は「返信が一番早い人」とは限らない
ここも意外と見落とされやすいポイントです。
転職エージェントを比較するとき、「返信が速い=優秀」と考えたくなりますが、それだけで良し悪しは決まりません。
多少連絡頻度が少なくても、決めた期限には必ず返事をし、企業側の状況を正確に説明し、自分の希望に沿った求人を提案してくれる担当者もいます。
逆に、返信は数分で返ってくるものの、希望条件をほとんど読まずに求人を大量送信してくる担当者が、自分にとって最適とは限りません。
私が担当者を見るなら、レスポンス速度そのものより、
- 期限を守るか
- 分からないことを曖昧に断定しないか
- 希望条件を理解しているか
- 重要な変更をきちんと共有するか
- 問題が起きたあと改善するか
を重視します。
面談に来なかった出来事も、その判断材料の一つとして見るとよいでしょう。
「待っている時間」も転職活動に変えられる
もう一つ、今回の記事でぜひ覚えておいてほしい視点があります。
それは、「待っている時間」も転職活動に変えてしまうことです。
担当者から連絡が来ないからといって、転職活動の時計まで止める必要はありません。
職務経歴書の成果を一つ数字で書き直す。
転職先で譲れない条件を整理する。
気になる求人を確認する。
次の面接で聞きたい質問をメモする。
別の転職支援サービスを比較する。
こうした作業を進めれば、一人の担当者の返信速度に転職活動全体を左右されにくくなります。
たとえば30分の面談待機を終えたあと、そのまま落ち込んで何もしないのではなく、予定していた1時間の残りを職務経歴書の改善に使うこともできます。
「この担当者から返事が来るまでは次に進めない」と考えないことが、転職活動の主導権を自分へ戻すコツだと私は感じています。
一人の担当者の対応は、あなたの市場価値ではない
私自身、激務のなかで転職活動をしていた頃、一社から返信がないだけで「やっぱり私なんて必要とされていないんだ」と落ち込んだ経験があります。
今の仕事ですでに心も体も疲れていると、勇気を出して始めた転職活動で予定どおり進まないだけでも、本当にしんどいんですよね。
特に、初めて転職活動をする人は「転職エージェントに認めてもらえなければ転職できない」と考えてしまうことがあります。
でも、支援する側になって改めて感じるのは、一人の担当者の対応は、あなた自身の価値を測る物差しではないということです。
エージェントはあなたを支援するサービスであって、あなたのキャリアの価値を最終決定する存在ではありません。
面談に来なかった。
返信が遅かった。
求人を紹介されなかった。
こうした一つひとつの出来事と、「自分には転職できる価値がない」という結論の間には、大きな距離があります。
だから、必要以上に自分を責めないでくださいね。
同時に、「転職エージェントだから我慢しなければならない」と考える必要もありません。
予約を確認する。連絡する。説明を聞く。その後の対応を見る。改善しなければ選択肢を変える。
この順番で十分です。
初めて転職する20代・30代の方ほど、「自分がエージェントに選んでもらう」という感覚になりやすいのですが、実際にはあなたも支援者を選ぶ側です。
返信が早いだけで良い担当者とは限りません。
多少連絡頻度が少なくても、決めた期限には必ず返信し、企業の状況を正確に説明し、自分の希望を理解した求人を提案してくれる人もいます。
だから私は、レスポンス速度だけではなく、約束を守る・必要な説明をする・同じ問題を繰り返さないという部分まで見てほしいと思っています。
面談トラブルは「今後の選考連絡を任せられるか」を見る機会でもある
面談に来ないという出来事は、もちろん気持ちのいいものではありません。
一方で、私はこのトラブルが担当者の仕事の進め方を見極める機会になることもあると考えています。
転職活動が本格化すると、面接日時の調整、企業からの追加質問、選考結果、条件交渉、内定回答期限など、担当者を介して重要な情報を受け取る場面が増えます。
そこで必要なのは、単に求人票を送ってくれる人ではなく、「いつまでに、誰が、何をするのか」を正確に管理してくれる支援者です。
面談に来なかったあと、
「申し訳ありませんでした。原因は日程登録の誤りです。今後は確認メールを前日にお送りします」
と具体的な改善策まで示してくれる担当者であれば、むしろその後の対応を見て判断する余地があります。
一方、「忘れてました」「また連絡します」とだけ伝え、その後も同じことを繰り返すなら、今後の重要な選考連絡を任せるリスクまで考えたほうがよいでしょう。
私見では、面談トラブルの本質は「何分遅れたか」だけではなく、その担当者へ今後の転職活動の重要な連絡を任せられるかにあります。
ここまで見ると、「一度来なかったから即変更」「一度のミスだから何でも許す」という二択ではなく、自分で落ち着いて判断しやすくなりますよ。
まとめ:転職エージェントが面談に来ないなら、当日確認してその後の対応を見る
転職エージェントが確定済みの面談に来ない場合は、まず最新の予約メール、日時、オンラインURL、電話の発信方法、迷惑メール、着信履歴を確認しましょう。
予定に間違いがなければ、当日中に担当者へ確認して構いません。
公開されている転職エージェント各社の記事では、登録後や面談後の「次の連絡」には数日から1週間程度かかる場合があることが示されています。
type転職エージェントでは面談後は1週間ほど、書類選考は1〜2週間ほどが一つの目安です。
jobuddyでは登録後・面談後は当日〜1週間以内、書類提出後・面接後は通常5〜10営業日程度と紹介されています。
JAC Recruitmentでは、経歴確認や担当コンサルタントの調整、求人選定などにより登録後の初回連絡まで数日から1週間程度かかる場合があると説明されています。
ただし、それらは確定済みの面談に担当者が現れないケースの待機時間ではありません。
面談時刻を過ぎているなら、数日間待つのではなく、その日の予定として状況を確認するのが自然です。
全国共通の待機時間は確認できませんが、私の実務上の考えでは、10〜15分程度を一つの区切りに確認連絡を入れ、30分程度反応がなく次の予定へ影響するなら再調整を依頼して待機を終える、という方法が現実的です。
これは業界ルールではなく、自分の時間を無制限に拘束されないための目安です。
担当者を続けるかどうかについても、一度のミスだけで決める必要はありません。
事情説明があったか。
再面談を速やかに提案してくれたか。
同じ連絡ミスを繰り返していないか。
決めた期限を守ってくれるか。
そこまで見て判断してください。
一方、無断不在や連絡漏れが繰り返され、選考日程まで不安になるのであれば、担当変更や他社併用を考えて問題ありません。
今の職場でつらい思いをしながら、ようやく転職への一歩を踏み出した人ほど、エージェントの対応一つで気持ちが大きく揺れます。
でも、担当者が面談に来なかったことは、あなた自身の市場価値を示す出来事ではありません。
確認する。説明を聞く。対応を見る。改善しないなら選択肢を変える。
転職活動の主導権は、転職エージェントではなくあなた自身が持っています。
「待たせているから我慢しなければ」と抱え込まず、自分の貴重な時間と転職機会を守りながら進んでいきましょうね。
よくある質問
転職エージェントが面談時間になっても来ない場合、こちらから連絡していいですか?
はい。最新の予約日時、オンラインURL、着信履歴、日程変更メールなどを確認し、予定に間違いがなければ連絡して問題ありません。
「本日○時からの面談について、こちらの認識に相違がないか確認したい」と事実ベースで伝えれば十分です。
強い言葉で催促する必要はなく、まずは日程や接続方法に行き違いがないかを確認する姿勢で連絡しましょう。
転職エージェントが来ない場合、何分待つべきですか?
今回確認した主要な転職エージェントの公開情報では、確定済み面談の統一された待機時間は確認できませんでした。
私の実務上の目安としては、10〜15分程度を一つの区切りとして確認連絡を入れ、30分程度たっても反応がなく次の予定に影響するなら、再調整を依頼して待機を終えてよいと考えます。
これは業界ルールではなく、自分の時間を守るための目安です。担当者から遅れる旨の連絡がある場合は、自分の予定と相談しながら判断してください。
面談に来なかった転職エージェントはすぐ変更したほうがいいですか?
一度の行き違いだけで、すぐ変更する必要はありません。
事情説明、謝罪、再面談の提案、その後の連絡状況まで確認しましょう。
一方、無断不在や期限破り、日程共有のミスなどが繰り返される場合は、今後の選考管理への影響も考え、担当変更や他社併用を検討してよいでしょう。
執筆:夏目結衣(若手専門転職アドバイザー)


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